雫星記録帳

座右の銘は【因果応報】一創作オタクの徒然文

2019年 総括

この記事は、創作TALK19-20に参加しております。

 

タグ経由でいらっしゃってる方もいるかと思われますので、まずは自己紹介。

神奈崎(カンナザキ)アスカと申します。主に異世界幻想系一次創作小説で活動してい……ると言い切りたいのですが、某刀ジャンルにハマり二次創作も同時進行でやりはじめ、かれこれ四年目です。よねん。ちょっと今、自分で打って驚愕しています。そうだよな、あっちは今度ゲーム五周年のイベントやるんだもんな。大演練だもんな。時の流れに震える。

そんな訳で、一次⇔二次の、ジャンル反復横飛び活動している小説書きのまとめ記事となります。二次創作のお話も交えて語りますゆえ、予めご了承ください。

薄々感じているかもしれませんが、今回も長いです!

 

 

 

 

 

・参加イベントについて

2019年の参加イベントは

1月:文フリ京都

3月:オフラインブックストア

5月:スパーク(二次創作)、関西コミティア

6月:静岡文マル(委託)

8月:HUB会

9月:文フリ大阪

一次創作のみだと昨年が合計6回(うち2回が東京)、今回は直参だけで4回。東京行かなかったらこんな感じです。ちなみに二次は去年も今年も1回だけ。本当はそれぞれ10月のイベント(テキレボ・スパーク)に参加予定でしたが……皆さんご存知の通り、台風による中止となりました。流石にイベント2つが同時中止になると精神的にキツかった。テキレボ予定日は原稿の疲れも出て一日中寝込んでた。

こうして見ると、比較的大きなイベントである文フリ・関西ティアの間に小さなイベントが入った形になりました。オフブックさん楽しかったんで(あまり夜遅くにならなければ)また行きたいし、HUB会は酒飲みとして最高だった。

地味に初めてだったのはイベントの公式委託参加でした。前回のポスカギャザリングに参加したのもあり、今年の静マルではポスカと共に『古の英雄譚』『星と幻夜のセレナーデ』の委託をしました。ゼロだろうなぁと腹を括っていたものの、ゼロではなかったのでお迎えしてくださった方に感謝でいっぱいです。来年の静マルは直参のみ募集と小耳に挟み、既に直参満了なのでポスカギャザリングのみに参加予定です。

また、今年は11月の暮れに創作ゆるふわ会(來さん主催)、12月半ばにそうさく好日(らしさん主催)に参加させて頂きました。どちらも文芸創作の活動をしている人で集まって緩く作業したり、そうさく好日では持ち寄った原稿を読み合ったりと、物書きあるあるなぼっち作業を他の人がいる中で緩やかに楽しむ企画でした。昨年あまぶんに参加した時も思ったのですが、こうしたサロン的な企画があればまた参加してみたいものです。

 

・質と量について

昨年は「40万字くらいを目標に!」と敢えて高めの目標を掲げて案の定30万字ちょいだったのですが、今年は途中から原稿に心を奪われ文字数カウントすら億劫でやりませんでした。途中までは、昨年もやってたんですが、ほぼ日のメモスペースのマス目に【1マス1000字】単位でやってました。

ざっくりとした数字は下記の通り。

アンソロ原稿:3万字

二次創作長編:14万字

『幻燈録』:4万字 ※同等の量を書き直している

二次創作短編:3万字

他にも細々と書いた小ネタも合算させたら+2~3万字、かなぁという結果です。30万字もいってないかな。というのも、今年は夏から段々書けなくなってもんどりうっていたんで、こんなものかな、と……。あと、最近はSSや短歌に触れる機会も比較的多かったため、特に短いお話に質は必要だよなぁと、じんわり認識する一年でもありました。そういう気持ちもあったんで、某シロイホンはえげつない量を書き直して死にかけました。

二次創作ですが、年の初めにWebの短歌企画に便乗しまして。三十一文字で表現を出し切り伝えきることの難しさもさることながら、前々から思っていた「長編と短編と短歌は書くにあたってそれぞれ使う脳みそが違う」を実感しました。あれ以降、短歌は殆ど詠めていないのですが、正直長編より難しいだろ短歌……。ふと書けそうな時に詠むくらいでいいかもしれない。何よりも語彙力と応用力が試される。

常にもりもり書いて、お話段々お話長くな〜るタイプだったのですが、夏から段々と思うように書けなくなり、「わぁ〜いこれ確実にインプット不足〜(°∀。)」と思うに至りました。参考書籍含めて、買うだけ買って読めていない本の山がとんでもないの。筍通り越して竹林よ。もちこ竹林に住んでるの。

という冗談はさておいて。来年は竹林伐採(創作文芸小説100冊読む)します。忘備録としてブログを使おうね、私!

 

・シンカントテモシロイホンについて

今年の一次創作新刊って実質『シンカントテモシロイホン』と散々口にしている『滅びゆく物語の為の幻燈録』(以下『幻燈録』)しかないことに気付く。

簡単な説明とかは既にツイッターで垂れ流しているような気もするのですが、改めて今年一番頑張ったし今までで一番装丁全盛りして一番財布を圧迫した白い本について語りましょう。※薄い本だったので保管場所は圧迫されなかった

初動は「こういうタイトルでページと文字数はこのくらい! こういうテーマで装丁はこう! 短編だしすぐ書けるだろ!」

現実は「ふぇぇ……タイトル先に決めちゃったせいで中身全然書けないよぅ……書けそうなやつは文字がどんどん膨らむよぅ……しっくりこないよぅぅぅ……終わらない……」

どの本も、初動はこんな感じですし、現実は短編ものだと上記のようになり、長編だと「誰だこんなクッソ長いの考えたやつ……私だ……しかし戦闘描写は美味しい……」ってなりつつ書いています。特に『幻燈録』は、先に決めたタイトルを裏表紙に書く→表紙が本文よりかなり早い入稿、だったために、タイトル変えるわけにもいかずひぃこら言いながらスタバで書き上げました。

そして今回の『幻燈録』、サークル活動五周年というのを全く祝わず関係なしに「一度はやりたい箔押し印刷! スタブさん(スターブックスさん)の「ウォーターセレクト」綺麗〜これ使うなら大きな面でやんないとなぁ〜。あっ、前に見た本文真っ白は流石に厳しいけど白い表紙にホワイトインクならできそう!? だったら紙はきらっきらのミランスノーホワイトにするぞ〜。増税前にやっちゃうぞ〜」という動機の元に作られました。表紙入稿がやけに早かったのはこのせいです。あのほんと……文庫サイズ小説ではまずやらないサイズの箔押しをしたかな、っていう自覚はありますが悔いは無い。

と、表紙ばかり己の欲求に従ったばかりに、増す金額。箔押しってだけで高いのに、ホワイトインクだし、紙も特にお高いミランダ。早割使っても中々に厳しい。とはいえ自分の中に「この量なら金額このくらいかな」っていう基準が薄らあるだけに、あまり高い単価設定をしたくない……本の単価を下げるためには製本数を増やすしかない。自明の理!

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こちらが素材と金の力で作り上げたシンカントテモシロイホンです

って思ってたのに一番割引率高い早割には間に合いませんでした。スタブさんの毎割(日毎に割引額が変わる)には感謝しかない。

尚、理由は「何回書き直してもしっくりこない上に、文フリ大阪で出入り口近くの誕生日席になってしまった。こんないいスペース与えられて中身雑な本とか頒布したくない」でした。基本的にプロット段階で何度も練り直し、それ見ながら本編書き進めるタイプだったんですけど、書き終わってもしっくりしなくて、短編五作のうち三作は全部ボツにして書き直しました。特に『最終出荷日』というお話は、流れが逸れたり戻ったりしながら四稿までいったんだっけか……表題作も1.6万字書いて記憶の沼に遺棄したり……初めての経験でしたよ……おーこわ。

これまでのサークル活動で最も苦労したと言っても過言ではない新刊の頒布模様は、文フリ大阪の記事でも読めます。何度見てもサークル写真が白い。

どうでもいいけど、誕席ひぇ〜〜って原稿に追われている最中にかの有名な花のグランドロクデナシ魔術師のイベント参戦&ピックアップが発表されたのは執筆活動の後押しになりました。推しかと言われたら頭傾げるのですが(最推しはドラゴンライダー聖女様)、性能面でどうしても欲しい&前回PUで爆死した経緯があり、奴を入手する為の徳を積むには作品クオリティをあげねば……。という不純な原動力もありました。ちなみに、ちゃんと引き当てることができましたしなんだったら凸った。以上、FGOのマーリン欲しさに必死になって乱数調整して5枚引き当てたマスターの話でした。記事の趣旨から少し逸れるけど必要だったんだ、メンタルとネタ的に。

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もちこのパーフェクトマーリン(無課金)を見てくれ

 

 

・エピキュア~とち狂った創作仲間達による合作~

(2020.1.4 追記)

楼さんの記事を読んで思い出してしまった、どのスペースに於いても浮く一枚の話をしましょう。

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唯一の悔いはハートホログラムPPが付けられなかったこと

あれは楼さん&恵さんという、昔々【創茶部】という活動で繋がった面々で「関西ティア出てみたいね~」「ね~」「それじゃあ隣接しますか~?」などと話していた頃。

私以外のお二人が関西ティア初出店で、こうして隣接するのも一度きりかもしれず、「せっかくだし何かコラボ作品を作ろうぜ」というお話に……なったんですけど……「楼さんに普段描かないであろうテイストの絵を描いて欲しい。そうだ、プリキュアがいい」「にっこさん(同じく創茶部繋がりの方)も出るなら描いてもらおう!」と、恵さんが言い出したのは覚えてます。

もちこ「わーい楽しみですー\( 'ω')/」

恵さん「もちこはあらすじ宜しく!」

今までに無い物が生み出されるんだろうなぁワクワク、って完全に見物客状態でいたところに、仕事割り振られました。以下、担当した業務。せっかくなので描いておきます。これで楼さんや恵さんにプリキュア風デザインやイラストのお仕事を頼めるぞ。

ちなみにタイトルは話しているうちに自然と生まれました。

ピンクの子とマスコット:楼さん

紫の子とマスコット:にっこさん

タイトルロゴ・全体レイアウト:恵さん

キャッチコピー・あらすじ・日時・キャラ名設定:神奈崎

日付はきちんと調べました。2205年なのは察してください^q^

きちんと描くに当たって歴代プリキュアのHPを見て調べたのですが、子どもが読むことを念頭に置かれているため、難しい単語も使えないし、「ひょっとすると起こりえるかも?」という雰囲気を出す必要性も感じました。メインキャラのお名前にも縛り(名字はプリキュア名に関連するもの、名前はひらがな)ありましたし、難しかった。

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必死になって書いたあらすじだが、実は一部省略されている

そんなこんなでできあがってしまい、〆切等の都合によりお家プリンターで印刷することに。せめてもとキラキラっぽい紙で刷りました。そして当日は、来た人全てに押し付ける勢いで渡したために殆ど捌けました! やったね!!

 

・もちこと健康

それは3月31日(日)午前10時頃のお話でした。あまりにもタイミングよすぎて日時覚えてる。

立ち上がった時にね、腰がね、ピキって。なにしても痛いの、何もしてなくても痛いの? なんで? 原稿やってただけなのになんで?

そうです、俗に言うぎっくり腰です。寧ろ原稿やってたからこうなるんだよ。翌日になってもロクに歩けない神奈崎もちこ、妹氏の手伝いを借りて病院に赴き、帰りに買った生クリームonのプリン食べながら新元号と金爆の新曲を見届けてました。

ちなみにここ数日、腰がピンポイントで痛くて恐々生きています。しょっちゅう腹下している人間がいうのもなんですが、皆さん健康意識して生きましょうね、本当に。

そんな訳で自称怠惰の化身もちこちゃん、スポーツジムに通い始めました。筋トレして走って時々水中で歩いております。効果が出ているかどうか分かりませんし、「動いてるからいいっしょー」って元気に沢山食べて寧ろ太りました。あかんやつ。

体を動かすこと自体は大好きなんですけど、困ったことが一つ。原稿の時間が、製本代が、削られる……!

週に2,3回行くよう心がけているのですが、自動的に時間が削がれる。しかし健康寿命と創作生活を考えると運動はしていたいよね。という訳で、生活環境変わらない限りは続ける予定……なんですけど……(詳細は後ほど)。

 

・一次⇔二次、創作反復横飛び活動について

今年の創作活動で一番苦しんだやつですね!!

一言で済ませるなら、一次と二次で速度と傾向があまりにも違いすぎてしんどいですけど多分もう暫くは書くんだろうな。っていうのが今の気持ちです。

というのも、二次創作でも本を出しているのが理由の一つかもしれません。お金の話になりますが、せっかく頑張って作っても頒布できなければ在庫と悔しさに押しつぶされるのがこの世の常です。いかに数量を減らして早割で駆け込んで自分なりに宣伝したとしても、全くといっていいほど見向きもされない。特に、マイナーCP(しかもCP薄いか皆無)×小説×長編は色々と頑張らないと読まれないぞ! っていうのは心身に染み入りましたね! そこからもうちょっと工夫凝らして頑張りたいとは思っているのですが、普通に社会人として働きながらジャンル掛け持ちしている時点でこれ以上負担をかけられないし、なんだかんだいって活動のメインは一次創作なので、来年は縮小傾向で整えていきたいものです。書きたいなーっていうネタだけなら積読竹林に負けないくらいあるので。

あれこれ呟いても、結局は私自身の書き方が二次創作の主流とは大きく離れている部分が主な要因だと思っています。書く動機は二次も一次も「ないから書く」なんですけど、一次の方が必死ですし、「何がなんでも残してやる」気概は一次の方が上です。腹の括り具合が活動の熱にも出てる悲しみ……。

あと、あまり「○○好き! 推し!!」って呟かないタイプなんですよね。熟成された物語に自分の告げたいものを詰め込むタイプなので。とはいえ推しが! めっちゃ! 書きにくい!! 精神構造が神様寄りすぎて書けない!! みんな! 太郎太刀はいいぞ! ハマってくれ! そして書いて難しさに頭抱えてくれ!!!

とはいえ全くリンク貼らないのも勿体ない気がするので、貼っておきます。素直に書いておきますが、刀剣乱舞の、刀×創作女審神者の長編を忘れた頃に更新しています。刀の界隈(特に審神者)は何かと面倒だよなぁと二次創作書いている人間が思っているのであまり表にはしてないのですが、ほらまぁ、一年間の総括ですし二次創作もOKなのでリンク貼らせて頂きました。暇つぶしがてらにどうぞ。

www.pixiv.net

文庫本複数巻の長編なので、もっとサクッと読みたい方はこちらを。推しに大型二輪乗って欲しい気持ちがエクストリーム納骨をさせてしまったお話です。新書一冊読切り、恋愛要素とバトルシーンが同量あるのが! 好きなんだ!!

www.pixiv.net

頑張って二次創作らしい恋愛要素を入れたお話はこちらです。推しCP×22のキスをテーマにした短編集。

www.pixiv.net

 

・アンソロ参加について

滅多にはしないのですが、やってしまいましたアンソロ参加。テーマが好みだったし、「このテーマでこれ書きたい」って思えるネタが降ってきたんで参加しました。それが、民族・無国籍風ハイファンタジー『NOVA HORIZONTO』です。主催の方も仰っていたのですが、よく見かけるファンタジーものって西洋風なんですよね。私の書いているお話も大区分としては西洋風かもしれません。そこで、「独自の文化を形成した民族のファンタジーを」という訴えが私の中で響いて参戦に至ったのが理由です。

ちなみに内容としては、色々と奔放すぎる南国の魔女たちが住む社会に連れ込まれた気苦労の絶えないイケメン(西洋風)と、そこ出身であり彼を連れてきた魔女のお話です。なんでハーレムじゃないんだろうな……出てくる男キャラ、ジル(イケメンの名前)しかいないのに。とはいえ、カッコいいイケメンを尻に敷く褐色美乳魔女お姉さんという組み合わせは書いてて大変楽しかったです。こういう組み合わせ大好きなのに、何故か頒布作品には見当たらない。何故。尚、このお話は以前別の企画で提出したキャラを整えた上で書きました。また、本当は彼らが絡む長編小説の構想もあるのですが、革命軍だの復讐だの騎士だの戦争だの魔術だのと、とても今の実力では手に余るネタなので、日の目が来る時を……祈ってください。

来年は、箱庭幻想アンソロジー『MAHOROBA』さんへの参加が決まっています。先述したそうさく好日さんに提出した原稿(冒頭)が、これに当たります。私の中で「箱庭と蝶といったら……」な人が出てくる予定です。

二次創作でも、怪談アンソロと道なき恋をテーマにしたアンソロ(どちらもCPものだけど別々のCP)に参加予定です。一個だけだったのに二個になった。不思議な話である。

 

・手帳の話

今回の創作TALKさんのオプションテーマに『手帳』がありますので、ここで一つ便乗したいかと。

昨年の創作まとめ記事でも書いたのですが、ほぼ日手帳を使っています。数年前からほぼ日手帳のオリジナル(A6)サイズを使っていたものの、チケットだのなんだの貼り付けて持ち運ぶには鈍器になってしまったので、薄くて軽いWeeksに手を出してみたのが昨年。ま、カバー買ってマイルドライナー3本とキャップレスさん差しているんでメリットだった薄さは掻き消されましたが(´・ω・`)

主な使い方としては、外でメモを取ったり長いスパンの記録を書いたり、ちょろっと使った金額をメモったり。ウィークリー部分にはその週の目標・タスクを書き出して視覚化してます。時期によっては白い部分もありますが、イベント(同人)は早い段階で決まるため、さっさと書けるのは嬉しい。デジタル(各種アプリ)でもスケジュール管理しようとしたものの、見たい時にページを捲ってすぐ閲覧できるメリットと、元々文具品大好きで万年筆使いたい欲を満たすには、ほぼ日手帳のWeeksが一番理にかなっていました。

一年試してみて手応えがあり、何より翌年(つまり今年)のWeeksにリラックマコラボが出ると知り、続投。今年も一年間使い切りました。来年もコラボ出たら買ったのになー、そこだけ残念。

とはいえ、立てたスケジュールを片っ端から破壊する人間なので、マンスリーページに「〇〇までに▲▲をやるぞ〜」と書いたやつにバツ付けて「出来るかばーか」と書くのが定石みたいな部分があったので、私は本当に未来の私に対して高望みがすぎるなと今更ながらに思った次第です。こういうのが読み返せるのは、紙の手帳の利点ですね。今も、来年の文フリ京都でやること書き出しています。イベント参加数が両手で数えきれなくなっているのですが、書き出さないことには漏れがあるのかどうかすら分からない。

 そんな訳で、来年の手帳もほぼ日手帳のWeeksですが、MEGAという亜種一本になりました。厳密にはWeeksのMEGAと、五年手帳。

というのも、去年今年とオリジナル&Weeksの2つ使いをしていたものの、意外と家でじっくり書く余裕が持てず、それとは別に去年からほぼ日五年手帳も始めたので日々の小さい出来事は五年手帳で賄えてしまう。あとイベントあったらその事を書くのですが、書く量が多いので割と日付を無視してしまい「オリジナルサイズ、いらなくね……?」と思い始めたのです。

色々貼り付けると厚みが増して重くなって書きにくくなる点は別売りのWeeksサイズメモ帳に別途添付することで解決、肝心のもりもり書くスペースについては通常のWeeksの3倍ものメモスペースがあるMEGAサイズなら充分足りる。これについては、今年の9月から練習代わりに日記的なものをメモスペースに書く予行練習をしてみた上での判断です去年はWeeksのメモスペースを持て余していたのですが、ばっちり使い切れそうなので一安心です。万が一足りなくなっても同サイズのメモ帳あるから、保管に困らない。使い方自体は変わらず、一つに纏める形に近いです。

決断するまでは、保存上形を揃えたい気持ちもあったのですが、ほぼ日手帳ってどれもそこそこの値段がするし、白いまま終わってしまうのは物に対して申し訳ない。 ひとまず、来年はこの形式で記録を付けたり管理したりの流れになりそうです。

あと、タイミングがいいのか、通常は通販のみで抽選制のWeeks用カバーを東京行った際に買えたので、万年筆も含めて心機一転してみます。いやぁ、カバー、何度か挑戦したけど外れまくって諦めてたんだよ……。ミナペルホネンのpiece,というカバーなんですけど、内側の牛革が鮮やかな黄緑でね! ミナのデザインもpiece,というシリーズのカバーも黄緑色も大好きな私にとってはめっけもんな訳です。値段以外の全てが可愛い。

ちなみに、万年筆は色変えするだけでどっちもノック式のキャップレスさんですけどね。布引エメラルドのF字幅から、メタリックライトグリーンのEF字幅に変わります。うへへ楽しい。

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ミナのカバーとWeeks MEGAのシェルピンク

半分ほぼ日手帳の回し者みたいなお話になった上に、これだけで一本記事にできたのでは? と疑問になりそうな長さになったのですが、多分「わーいたーのしー」しか伝わらず参考にならないかと思います。他のあらゆる物事もそうですが、手帳は紙質デザイン大きさフォーマット……相性の総合です。私は単にWeeksのフォーマットと紙質(万年筆ユーザー大好きな裏抜けしない紙のトモエリバー使用)が強く噛み合ったから使ってる、ってだけですし、あと単純に手帳探しにリソース割きたくない_(゚ω゚ 」∠)_

ぐだぐだしてきたので、手帳の話はここまで。手帳使ってみたいけどどれがいいか分からない人は、先に『手帳で何をどうしたいか』を整理させることが案外近道かもしれません。私の場合、持ち運びしたいし万年筆で紙面いっぱいみちみちに書くことが好きなんでWeeksに落ち着いてますが、特にしたいことはあくまで創作活動なので、それの補佐探しに時間を割くのが……できない……。

最近しみじみ思うのですが、明日や来年が今日と同じ穏やかな一日である保証はどこにもないので、結局どれに入れたいか、力を入れるためにはどんなものが必要かを考えることは必要かどうかというより、ただただ単純に大切かと。

 

・来年の活動について

色々考えているのですが、年の瀬に\突然の不当解雇/を喰らったがために、今現在、主に精神面で立ち直っておりません。

正社員なんですけどね、業務も態度も問題ないけど解雇、ってできるのかよ、と。こちらの主義主張に耳を貸そうともしない家族経営の中小企業こわぁい。一応転職を前提に動いているのですが、まだ頂けていない解雇理由証明書の内容次第では出るところ出るぞ〜(^o^三^o^)って思っているので、こういう経験お有りの方、転職活動含めて情報提供待っています。切実に。

……言っておきますが、私別に厄年でも何でもないんですよね。ええ。

 

サークル参加

一先ず、直近では1月の文フリ京都に参加予定です。いつものように無配をこさえて、引き続きシンカントテモシロイホン推しで過ごす予定です。

その後のイベント参加は未定です。主な理由は強制転職活動ですが、他の理由は下記の通り。

書く書く詐欺している『幻夜』をテキレボ合わせで出したい目論見があるものの、『幻夜』着手するためには二次の長編終わらせる必要があり、しかしそっちが全然終わってくれない。お話を完結させ、また新しい長い旅路を歩むためには、纏まった時間が私には必要だな、と感じているのです。複数巻跨ぐ長編書きさんってすごいな……! 気力と体力がいっぱい削られる。

現段階では、少なくとも関西ティア参加の予定はなく(フォロワーに誘われたら確実に出る)、文フリ大阪も迷っているところです。強制転職活動ぶち込まれたし、どう足掻いても生活形態変わるだろうし……。

文フリ京都以外で予定している11月テキレボは、やはりイベント中止で行けなかった分のリベンジですね。人間、就職して半年程度なら本は作れる(経験談)。

めちゃ素直にお話しますと、私とテキレボの相性が正直今ひとつ見えてこないのが参加理由の一つです。以前(第7回)参加時は、お茶部OG4サークルがずらーっとならんでのプチ同窓会状態で、それはそれで大変楽しかったのですが、ごくごく普通に単騎出陣した際の相性を本当は図りたかったんです。10月に試みる予定だったんです。なのに中止って……!

あとはみんな食べて私だけ食べ損ねてしまった浅草の抹茶アイスを食べたいんで、当日差し入れお願いします。大丈夫、その場で食す。

尚、スパークのリベンジは3月春コミの予定です。鈍器の続きを書こうとしているのですが、先述した出来事によって手が止まっております。

 

Web活動

精力的にイベント参加しているものの、宣伝や名刺代わり等々になりそうな作品をWebに掲載していない。そう気付いたので現在、昨年完売した『みずたまてふてふ』を調整、一部加筆を加えてカクヨムコンに参加の形で掲載し……ようと整えている最中です。頑張って修正間に合わせたい。

再販も検討したのですが、自分の中で大切な作品を『顔』としてネットの大海原に流すのもアリかと思った次第。一つでも完結作品がネット上にあると、何かと宣伝しやすい気がするんだ。あと、ネットで読む層とイベント等で本を買う層は半分以上被らない。という個人的経験則。

受賞するぞー! という勢いはないのですが、せっかくだし便乗するかー。という邪な気持ちは抱いています。まだちょっと整えていないので、リンクは後でひっそり貼ります……。

 

さて。長々書き連ねてきましたが以上でございます。

振り返れば、割と充実した一年だったと思います。創作面でも念願の箔押し本が出せましたし、完売までに二〜三年かかると思ってた『古の英雄譚』が完売しましたし。あ、想像以上に早い完売だったので再販かけました。ちなみに一方的にクビ言われたのは入稿した日の翌日ですね。

また、意外と色んなところに行ったり(刀見るために丸亀と滋賀と博多へ日帰り遠征した)(流石に金沢は一泊した)、一生生歌聴けないであろう方々のライブ行けたし(志方さんの歌声を最前列で聞いてボロ泣きしたり、See-Sawのチケットを刀イベントで鍛えられし指先で一般チケット仕留めたり)、突然のクビが全てを掻っ攫った点を除けば概ね大満足です。心残りがあるとすれば、二次創作の長編が完結させられず『幻夜』が書けていない点ですが。

 

そんな感じで皆様、よいお年を。神奈崎でした。

最後に、来年の強い手帳を載せて〆

 

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元旦をも打ち消すゴリラフェイス