雫星記録帳

座右の銘は【因果応報】一創作オタクの徒然文

創作どころじゃない2022

年の瀬に月々の不調とパソコンの不調(画面がホワイトアウト/尚画面一体型デスクトップ)が同時ログイン、溜まっていた疲労も思い出したかの如くログインし、半分倒れながら書いております。神奈崎です。本年は大変お世話になりました。

毎年長ったらしく一年の纏めを書くのですが、今年はとにかく不調なのでサクサク参ります。というか今年全然書けてなかったのでサクサク進むしかないんですけどね!

 

……年間複数冊書いてた頃に比べたら、ガタッと速度の落ちた一年でした。私生活のトラブルから感染症続く世の中になり三年ほど、諸々落ち着くかなぁーというザル計算をせせら笑うかの如く仕事は終わらず連日残業の日々が多かったし(値上げやめろ値上げやめろ)、今年の夏はついにコビットサン罹患で、盆の頃ゆえ病院に断られるの前提で電話かけ続ける苦行はあったこと以外症状が重かった訳ではなく、それよりも二ヶ月も遅れてやって来た後遺症(と思われる諸症状)がひどくつらかったです。

これやるぞあれ書くぞーと時折息巻いていたのですが、どうも書けない。たまに水面化で二次創作ぽちぽち打って息継ぎする程度。何故書けないのか改めて考えたところ、考えすぎなのも一因なのかな、と。

 

私にとって創作って、現実逃避の側面があるんですよね。読むのも書くのも異世界ファンタジーや幻想系が多く現代系でも怪奇系だの現代ファンタジーばかりなのも、現実社会を思わせる部分が多分にあると現実世界に引き戻されるから。けど、創作活動している人の中にはきちんと社会のあれこれを反映させている作品を書いている人がいて、きちんと下調べ重ねている人がいて、そういったことが不得手な自分がお話書いていいのかな、変に難癖付けられたり叩かれたりしないかな、って思うことが増えてしまって。

ある程度の深みは欲しいんですけど、息苦しい世界を生きる為の息継ぎとして紡ぐ物語に堅実さを求められたくない。地に足を付けたくない。

がっつり作り込まれたお話を読むのは大好きなのですが、時代背景だの細々とした装飾のあれそれだの、そこを『考えないとならない義務』を、ふとした時に感じてしまって。義務ではないですし、『〜しなければならない』は趣味という観点に於いて不必要と言えばそうなのですが、喉に小骨が刺さったかの如く抜けず、今もごろごろうだうだ悶々としています。

細かい作り込みだのなんだの、その辺適当に書いても許される世界の一欠片が欲しい。

あとは単純に、大きな物事(それこそ世界情勢だのなんだの)に対して完全に自分を切り分けられないのも一因なのかな。今は一応元気に生きてるけど、人生何が起こるか分からないという漠然とした不安を人一倍感じやすい、という自認を改めてしてしまった感じ。

 

今年はイベント参加しつつ振り返るほどの創作活動をしていなかった(二次創作ちょろっとと一次創作はアンソロジー参加させて頂いた程度)ので、来年こそ何かしら新刊を……捻り出したい……。本当は『破道の英雄譚』という長編を文フリ京都・広島での頒布を目指していたのですが、この体たらく且つ冒頭で述べた通りパソコンの画面が大変なことになっているので、無配すら作れるかどうか、といった感じです。

という訳で、駆け足でしたが今年の創作振り返り記事でした。来年もよろしくお願いします。