雫星記録帳

座右の銘は【因果応報】一創作オタクの徒然文

第四回文学フリマ京都 レポート

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兎にも角にも、つまりこんな感じでした。雑な出落ちですみません、神奈崎アスカです。

まず、先日の文フリ京都に、そして弊サークル【雫星】に来てくださった方々、各種頒布作品をお迎えしてくださった皆様方、本当にありがとうございました。

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2019年 総括

この記事は、創作TALK19-20に参加しております。

 

タグ経由でいらっしゃってる方もいるかと思われますので、まずは自己紹介。

神奈崎(カンナザキ)アスカと申します。主に異世界幻想系一次創作小説で活動してい……ると言い切りたいのですが、某刀ジャンルにハマり二次創作も同時進行でやりはじめ、かれこれ四年目です。よねん。ちょっと今、自分で打って驚愕しています。そうだよな、あっちは今度ゲーム五周年のイベントやるんだもんな。大演練だもんな。時の流れに震える。

そんな訳で、一次⇔二次の、ジャンル反復横飛び活動している小説書きのまとめ記事となります。二次創作のお話も交えて語りますゆえ、予めご了承ください。

薄々感じているかもしれませんが、今回も長いです!

 

 

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テキレボ中止のお話と通販のお知らせ

皆様お疲れ様です、神奈崎です。

体調不良のためにブログでのお知らせが遅れてしまったのですが、先日10/12に開催予定だったテキレボは、台風のため中止となりました。これをもちまして、『雫星』の年内イベント参戦は終了となります。次回は来年の1/19、文フリ京都です。最近もりもり原稿マラソン一次二次の往復横跳びをしていたので、来年はまったり運営します。

……と思っているんですが、イベント×2中止(テキレボの翌日にスパークで参戦予定だった)は流石に悔しいんで来年11/1開催のテキレボ10には参加してやろうじゃねーか、と意気込んでおります。旅行や遠征出る度に交通網トラブルに巻き込まれることに定評のあるもちこですが、これは流石に酷い。

年内は気持ちまったりめに積読消化したりして過ごす予定ですが、ここでお知らせ。

 

https://ttm-133.booth.pm

通販窓口を設置しました。シンカントテモシロイホンこと『滅びゆく物語の為の幻燈録』『星と幻夜のセレナーデ』を取り扱っております。但し、『古〜』『Gareriazzo〜』につきましては、在庫僅かになっているため、通販から外しております。Gareriazzoは再販予定ないのですが、古は予想より早く在庫捌けちゃって頭抱えています。どうしたものか。

‪また、通販窓口を試験的に一本化しているため、二次創作の通販窓口を利用しています。うっかり一次より冊数も厚みも増えてしまい、推しにバイク乗ってほしい一心で変な鈍器を作ったり、「書く分の相性悪いけど読みたい」一心でデート本書いてます。そちらが気になる方も、ご利用のほどお待ちしております。‬

 

ちなみに私、テキレボがあった筈の12日は西の大地で一日中布団の中で死んでおりました。疲れが出ているってことです。皆さんご自愛ください。

 

#テキレボ に参加します

皆様如何お過ごしでしょうか。神奈崎アスカ、通称もちこ(状態異常:干物)でございます。

先日の文フリ大阪から3週間ほど過ぎ、次は【第9回 Text-Revolutions】でございます。などと言いつつ、翌日「どうせ東京出るんだ!イベント連続参戦じゃオラー!」と調子こいで二次創作イベントぶち込み&そっちの原稿が近年まれに見る執筆進捗の悪さを誇っていて、肝心のイベント準備が出来ておりません。どこのボジョレーかな、これ。

 

 

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という訳で、お品書きがまだ出来ていないのですがサクっと手抜き! しまくりの紹介・宣伝を以下書いて参ります。ちなみに↑は、頒布する本全部乗っけているWebカタログでございます。

 

東京イベントは滅多に出ないので改めて、自己紹介を。

【雫星】は、『神奈崎[カンナザキ] アスカ』が関西圏を中心に活動している個人創作小説サークルです。が、テキレボに限っては『堤 一三三[イサミ]』という名義で活動している刀剣乱舞二次創作本も併せて頒布します。とどのつまり翌日のスパーク紅一点の新刊が出来てなくてテキレボの宣伝・各種準備が後手に回っているんです。こういうのをお馬鹿さんっていいます。

今回の【雫星】ブースは【B-05】です。カフェスペースの向かいです

 

まずは新刊(頒布開始一ヶ月ほどなので新刊と言い張る)のとても白い本こと『幻燈録』です。長いので略します。

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燃えない森の燃える物語、宝石の道を進む白馬、あぶくのゆめのうまれないこ、嵐を照らす終端の灯台、うつくしのひとを乞い患い想う妖精。

あらゆる終わりの一瞬を綴った、幻想短編集。詳しい説明はHUB会&文フリ大阪告知記事を読んだ方が早いです。

なんだかんだで雫星も五年、特にそこを意識した訳ではないのですが、金にものを言わせて装丁に極振りした通称『シンカントテモシロイホン』でございます。白い紙に透明箔押+白インク。是非手に取って「表紙に何も書いてな……あれ?」という体験をしにきてください、もしくは見本誌コーナーで体験してください。

 

次は雫星入門編としてお勧め『星と幻夜のセレナーデ』

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様々な世界を渡り歩く不思議な力を持った心優しい(どじっ子属性気味)少女【フィスチェ】と、小生意気な喋るぬいぐるみ【シオン】の、旅先で出会った人々との出会いと別れを綴った短編集。

text-revolutions.com

没ネタ大量作成した挙句提出時間ギリギリに一発書きした冒涜もちこによるWebアンソロに登場している子です。パトロンの怪しい人は、本の中では怪しくない(筈な)のでご安心ください。あと、実は『幻燈録』のうち一編がこのお話と絡んでいるのですがタイトル推察で一発だと思います。

幻想短編集という形式としては『幻燈録』と同じですが、こちらは登場人物が一貫しているので、短編を読むのが苦手な人にもお勧めしたい所存。

そしてこちら、本当は長編のネタなんです。来年(こそ)は本格的に本編を執筆していく予定です。

 

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そんな雫星が展開している、今現在唯一の長編。

舞台は秋の実りごと凍ってしまった世界。村人ごと凍った村で奇跡的に助かった猟師の少女ラウは、意思疎通ができる特殊な契約を交わした狼ミシャと共に、氷を溶かす力を持つ魔女を探す旅に出た。

何故村は、世界は凍ってしまったのか。山に封じられた魔王の伝承は本当だったのか。魔女とは何者か。そして――《少女は少年として生き、魔女として死ぬ》妖精が少女に賜ったという予言は、本物なのか。

剣と魔法、魔王と魔女、妖精と英雄の本格幻想長編。こちらは上記二作と比べ、地に足付いたお話となっております。一冊読切&残部僅かなので、気になる方はこの機会に。再販は未定です。

 

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こちらも残部僅かとなりました、現段階では唯一の現代風FT短編。願いを叶えるという美術作家の遺作を巡る、大きくて小さなお話、或いは『泥棒泣かせの大怪盗』の日常。こちらは再販予定なしです。

 

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あとは、ポスカ企画のポスカ(おうちぷりんたーにがんばってもらう)と、無配を予定しています。

 

 

一次創作の頒布物は以上です。以下、気付いたら鈍器率高くなった刀剣乱舞二次創作の作品紹介に移ります。ちなみに【てきれぼとうら部】企画さんに参加させて頂いております。

 

大まかなカテゴリとしては【太郎太刀×創作女審神者】となるのですが、作品傾向が

・恋愛も好きだけどそれ以上に! 刀と主が主従がっつりやってんのが好きなんだ! not恋愛but巨大感情もいいね!

・刀が個性の殴り合いなんだから主の個性も立たせないと話が回らない、私の場合。なので審神者含め設定はかなり濃い目の捏造

・みんな仕事しようぜ!(出陣、つまり剣戟バトル要素強め)

・長編大好き! 群像劇美味しい!

・よって恋愛要素が少なくなる

……と、作り方がよくある二次創作より一次創作のそれに近いものとなっております。尚、長編はpixivに掲載しておりますので、ご参考に。

 

まずはこちら。読切長編だから手が出しやすい。筈。

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上記内容を極限に詰め込んだ一冊がこちらです。たろさに×バイク×秘境×エクストリーム納骨本(※現代パロディではない)です!!!!!!

ちょっとなにいってんのかわからない? 分かるとも( ˘ω˘ )

あらすじは『政府担当官さんに「これをここまで運んでちょうだい」って言われて渡されたのは赤の他人の遺骨、指定位置は山奥の秘境、行ったら行ったで遡行軍出てくるとか聞いてないけど任務遂行のために特製バイクで秘境を駆け上がるたろさに』です。バイクが飛ぶのは浪漫ですとも( ˘ω˘ )

ちょっとなにいってんのかわからない? 分かるとも( ˘ω˘ )<にかいめ

残念ながらこれで話一本通っているのが現実です。このお話はどの頒布作品よりも、「百聞は一見に如かず」でございますゆえ、序章に目を通すor当日実物を読むことをお勧めします。いやまじで。

www.pixiv.net

とはいえ、珍しく遊び紙入れたりして装丁ちょっぴり凝っているんで、実物手に取って見て貰えると私は喜んで蒸発します。

 

では、気を取り直して【とある本丸の群像劇】を紹介。

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最終的にたろさにCP成立しない(外伝フラグ)匂いが立ち込めてきた、とある本丸の群像劇長編です。大事なところなので二回言った。

第一巻が『虚の中の贄』、鈍器フェスティバルに参加している第二巻が『虚を繋ぐもの』でございます。ごく一部の刀剣にしか見えない不思議な靄立ち込める本丸離れの謎から始まる、出陣あり剣戟あり日常ありホラーも幽霊×2もミステリーもありのお話です。太郎さん以外で贔屓気味に出ているのは、加州(初期刀)/青江/乱/和泉守/三日月 あたりです。特に青江さんは若干巻き込まれ体質のフラグが立っております。

あ、未完です。テキレボ終わったら続き書いて年内完結を目指しております。

以上、二次創作の長編紹介でした。これらの表紙絵は楼さんに描いていただきました。いつもありがとうございます。

 

下記二作につきましては、本年のイベント・通販をもちまして、頒布を終了させて頂きます。

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どちらもたろさに、『淡々~』は、両者の距離のじれじれを四季と花を通じて書いた短編連作、『星の上~』は男士の皆さんに北野のスタバ行ってほしくて書いた観光&任務本。長編と同じ本丸のお話なのですが、初めての二次オンリーイベントで出したお話なので、現行の長編と所々変わった箇所もあったりします。とはいえ読む分には差し支えありません。

 

 

以上、テキレボにて頒布する本の紹介でした。それでは当日お会いできるのを楽しみにしております。

文学フリマ大阪 お疲れ様でした!

これは、何を思い至ったのか前日に作ったお品書き裏の宣伝。効果があったのかは分かりませんが、フォロワーさんに「めっちゃ目立ってましたよ~^^」って言われたので、効果ゼロだと思いたくない。

 

皆様こんにちは、神奈崎(干物)です。関西は熱帯夜アンコール状態ですが、関東は結構な被害が出ていると聞いております。一日も早い復旧を祈りつつ、イベントレポート、さくさくっと参ります。

 

当日の振り返り

第七回文学フリマ大阪、『雫星』に来て下さった方、クレイジーホワイトなシンカントテモシロイホンに反応してくださった方、本を手に取って頂いた方、皆様ありがとうございました! 

もちこ書店~残暑の陣~

って言っちゃうのも仕方がないと思うんですよね。昨年テキレボで『古』積んでた時に言われた単語が……どうしても……出てきてしまって……ううっ……(頭を抱えるもちこの図)。

蛇足。設営写真を妹氏に見せたら「刹那って単語好きすぎるだろなんでもかんでもそう言ったらいいもんじゃねぇぞ」って言われたのですが「うるせーその単語に浪漫があるんだよー浪漫感じてっから使ってんだよーコメダビーム(ズビビビビ」って返しておきました。

とはいえ、真っ白な段々ダンボールに真っ白な本を置いて、サークル半分真っ白な塊にするのはテンション上がりました。普通に本を作って、ここまで白くさせることってないので。

準備は全て昨日中に終わらせ(とはいえ無配に手こずって夜中までかかった)(だから準備は早め早めにしろと)、比較的余裕のあるサークル入場を果たしました。というのも、例のシンカントテモシロイホンこと新刊『滅びゆく物語の為の幻燈録』 (以降、『幻燈録』)の会場搬入分の袋詰めをする必要があったのです。買い手の立場としては「袋開けるのじゃあくせぇ」思考なので、普通の本なら何も考えずに置くのですが、相手はとにかく白い本。白い紙に透明箔押しと白インクで印刷した、汚れにひたすら弱いクレイジーブック。開場までになんとか梱包させました。

 

さて。今回、『雫星』は【D-02】という、入口近くの、いわゆるお誕生日席に配置されました。そのためか、意外と人が来る。始めこそは、ゴミ箱が目の前にある&周辺スペースがゆったり使える喜びを噛み締めつつ、入場された方々が素通りされるのを眺めて「あ、これは思ったより暇だな」と思ってたのですが、段々と遠目に「なんだこれは」みたいな顔をされてブース前で立ち止まる方が増えてきたので、その度にお呼びしては『幻燈録』の表紙説明してました。ある程度狂ってないと、こんな見にくい表紙の本作らない。分かる。という訳で……。

テレレレッテレーン\ブラックライト~/ ※ダイソーで売ってるよ

何せ新刊は、パッと見では何が書いているのか分からない仕様。なので、見てもらうにあたってひと手間加えました。

【手に取ってもらうor私が持つ→ブラックライトで照らす→白インクで印刷されたものが浮かび上がる】

これをやると、大体の来場者さんは「おぉ~!」と驚きの声をあげてくださいました。そこから話が盛り上がってお迎えしてくださった方もいたので、このライトが無かったら頒布数格段に低かったと思ってます。ひと手間大事。

……とまぁ、こんな風にきゃっきゃさせていると、思ったよりお迎えしてくださる新刊。イベント開始2時間も経っていないくらいで、想像以上のペースではけていく。「おっとこれは」って思っているうちに、雫星の新刊頒布数記録を大幅に更新どころか今までの記録(『てふてふ』『古』)の倍近くを叩き出しました。会場搬入分のうち、半分です。凄い数です。それに伴い、サークル全体の頒布数も更新です(委託分除く)。ま、まじかー! 皆さんありがとうございます。装丁の関係で薄くて高い本になったとはいえ、皆さん比較的即決で、この世には神しかいない……

また、今回は結構既刊を手に取って頂け、めでたく『into the sky』『星と幻夜のセレナーデ』が完売しましたー! 『into』は再販予定なし、『幻夜』は近々再販かけます。ここぞとばかりに多めにかける(※理由は後ほど)予定です。

『古』『Gコレ』も新刊と一緒にお迎えしてくださった方が多く、久々に全種類一冊ずつお渡しできたことに嬉しさがいっぱいです。こちらについても、残りが3冊ほどになっております。

それと、委託請け負っていた万年筆本もめでたく完売しました。こちらの頒布については企画HP(https://your-fountainpen-book.tumblr.com/)にて確認願います。

 

 

色々な方がサークルスペースを見に来てくださったので、今回の買い出しは知り合いさんや予め目星付けていた方、作家買いしている方の本中心になりました。新規開拓している余裕などなかった。F列で挫け、買い逃しも多々。京都などの機会でお迎えを狙いたい所存。

思えば、久々のオンリーワン参加(最近のイベントはフォロワーさんと隣接したり、妹を呼び出したりしてた)でして、新刊ホワイトなだけに長時間離れるの怖さを久々に感じました。次の文フリは妹召喚しよう。

その他ダイジェスト

・『滅び』というパワーワードの強さを実感

・表紙が白いので中身も白いのでは……と思っていた方が複数いらっしゃった。大丈夫です、中の文字は黒いです。

・2~3年前に本を買ってくださったという方が。ありがたや

・その他、ツイッターで気になってという方も。宣伝効果出たって思いたい

・一通り回ってから「あっ」と買い忘れに気付く→行く×2 パンダ本ラス1だった、危なかった

・來さんのところで「あましの入門編ください」って言えたぞ。やったね!

 ・ここあさんにフリフリ友の会に勧誘されたので、関西ティアはロリータ服で一般参加します。

 

今回も閉会まで粘り、無事に終了となりました。お疲れ様です。1時間前から戦利品を箱に詰めたりじわじわ片付けたので、比較的早めに片付けられたのでは……? と思っています。あと、今回は誕生日席&背中に柱で、周辺スペース広かったんでめっちゃ快適でした。広いって楽ー!

しかし、想像以上に疲れました……公式の打ち上げにも参加したものの、【もちこ(干物)】みたいな状態で、来年の打ち上げ参加をどうしようかって考えるレベルに疲れました。入口近くお誕生日席の威力、っぉぃ。

 

今後の活動について

年内は残すところ、10/12のテキレボが最後の直参です。新刊はそのままトテモシロイホン持って行きます。約1年ぶりの東京、来年は多分東京行けないぞ~金欠で~なので、関東方面で雫星の本が気になっている皆様、是非この機会に。

そして、年を跨いだ1/19の文フリ京都に参加予定ですが、新刊出たとしても今回のより薄くなると思います。というのも。

・年内に二次創作の長編を完結させる

・その後、書く書く詐欺していた長編『悪夢[ナイトメア]幻夜』に取り掛かる

・実は他にも原稿抱えてる^q^

長編ラッシュなのです。草も生えない荒野です。文フリ京都では『幻夜』の無配(長め)をお渡し出来たらなぁ……(´ワ`)<夢と希望は多め大きめで参ります

幻夜』再販を多めにかけるのも、いきなり長編に挑めない方・今後の「【雫星】最初の一冊」の位置にするためだったりします。来年縮小運営するって言った口でこれである。

通販について

普段あまり通販をしないのですが、テキレボが終了次第、短期間ですが自家通販を行う予定です。

とはいえ、テキレボとラインナップ変わらない(どころかテキレボは二次も出すので寧ろ多い)ので、他サークルで気になる本があるようでしたら一緒にお迎えするのが一番確実で送料も浮くかと! 思います!

 

以上、ぐっだぐだですが、レポートを〆させていただきます。お疲れ様でしたっ!どぽんっ!(原稿の大海原に身を投げる音)

HUB a NICE D! 参加しました

 

 

そんなこんなで、HUB会神戸回に参加しました神奈崎です。ミントうまーー\( 'ω')/ 1杯目はモヒート、2杯目チャイナブルーでした。好み丸分かり。

今までも文フリや関西ティアなど色々なイベントに出てはいましたが、酒が絡む特殊性もあり、イベント開始まではそわそわしてました。道自体は(お店が地下だったんで少し不安でしたが)地元だし、先週もはす向かいのハンズに寄ったよーハンズメッセでルルルン大量買いしたよーだったので迷わずでした。

会場に向かうと順番に受付が始まり、Aパートの方が準備している間にBパートの面々も荷物置いてドリンク片手にぷらぷらと。そして緩い感じで始まってAパートは……半分食べるのに夢中だったと告白します。胃に入れておかないとって取ったお肉が骨付きなんて思わなかったんだ。

他にも気になってたサークルさんの本を入手したり、入手しそびれたりするうちにAパート終了。1時間ほどなので早いのなんの。Bパートなのでいそいそと簡単設営に入ります。丸テーブル席だったので面積的にいけるかな……? と、不安に思ったのですが、案外どうにかなりました。

肝心要の頒布具合ですが、気持ち多めに持って行ったので完売こそ起こらなかったものの、帰りの荷物が軽くなった程度には手に取っていただけました。やったね!

新刊『滅びゆく(以下略)』と、酒の回った後半パートなので「迷ったらこれ」と『幻夜』を推してみたところ、この二つが思ったより手に取って頂けた感触がありました。『古』はそこまでプッシュできずだったものの、他の本と一緒にお迎えしてくださった方が多く、感謝感激でございます。一方で『into』が全く動かなかったので、もう暫く残り僅かと戦うんだろうなぁと思っております。

 

 思ったより沢山本を迎えてしまった。読む速度が著しく遅いというか、段々と読むにあたっての腰が重くなってしまっているので、なんとかして読んでいきたい。

 

他のサークルさんにもお邪魔して、気付けばあっという間に1時間。早い。そのまま打ち上げへ……というか参加者の半分が打ち上げって凄いな……。

打ち上げ会場の飲み放題ワインでべろりんなりつつ、ここぞとばかりに装丁に力を入れた『シンカントテモシロイホン』こと新刊を見せびらかしまくりました。皆さん本を作っている方々なので、やはり装丁を見るのが好きなようで。私も好きです。

その他、地元トークで盛り上がれる方に会えたり、昨年のあまぶん(尼崎文学だらけ)で『幻夜』をお迎えしてくださった方が新刊をお求めになってくださったり、他にも数え切れないくらい沢山語らえて楽しかったです! いやぁ楽しかった楽しかった! 翌日二日酔いになったの以外は!

結論:液キャベってほんとに苦いけどよく効くね

 

という訳で、HUB会ぐだぐだれぽーとでした。お次は文フリ大阪で会いましょう。

 

 

蛇足

液キャベ投入した状態で、私は翌日9/1が最終日だったヒグチユウコの展示を見に行きました。圧巻でした。本を買いたい衝動を抑えるのに必死だったよ。

時間ぎりぎりになってでも、体調落ち着いてから入ればよかったかな……と、今思っても遅いのであった。

 

HUB会&文フリ大阪 参加情報

地蔵盆の時期は祖父母の家に泊まって、線香と紙袋を持って周辺の地蔵さんに行ってはお菓子をたらふく入手してました。神奈崎です。地元にそんな風習ないんで楽しかったなぁ。

今年も暑くて、お家にエアコンない芸人の私としては盆休みは半分溶けながら推敲していたのですが、ここ数日は扇風機をかけずともぐっすり眠れて最高です。というか、うっかり回して冷えによる腹痛に丑三つ時にたたき起こされましたが。皆さん、空調とは仲良くしていきましょう。

 

さてさて。

【雫星】は、夏の終わりにイベント二つ参加します。

 

8/31 【HUB a NICE “D”!】神戸回

 

こちらは『HUBのお店を貸しきって、お酒を飲みながら同人誌を頒布する』スタイルの、かなり特殊なイベント。なので、一般参加も含め事前申込制ですが、告知を。

以前東京でやってて、そのスタイルに「最高かよおい。しかし東京。私は悲しい」と思ってたら地元でやるってんで飛び付きました。最高かよ、おい。

本は、キリのいい500円単位の既刊三つ『古の英雄譚』『星と幻夜のセレナーデ』『into the sky』を持って参ります。『into』残り二冊くらいでして、再販の予定はありません。幻夜は再販するかどうかちょっと考え中。

え? どれがいいか? 迷ったら『星と幻夜のセレナーデ』を買えばいいよ。文フリ合わせの新刊は……発送が間に合えば……まだなんとも言えない。

 

9/8 第七回文学フリマ大阪

文フリWebカタログ:https://c.bunfree.net/c/osaka07/!/D/2

 

新刊『滅びゆく物語の為の幻燈録』文庫/120P/¥800

Webカタログ:https://c.bunfree.net/p/osaka07/15233

約一年ぶりの新刊は、【滅びの刹那とうつくしさ】を題材にした幻想短編集です。全体的に今までの作風と異なる物語たちに仕上がりました。とはいえ私の書くお話なので、鬱々しさよりは爽やかさが目立つお話に。なんか突然光り輝く馬が喋る話が生えてきたし。

試し読みについては、ツイッターに本文画像載せています。短編集なので、載せる分量を迷ってこの形になりました。

 

実物がまだ届いていないのですが、今回の装丁は真っ白なミランダ(ガラスフレークがちりばめられた比較的お高い紙)に、タイトルは透明な箔押し(なので画像だと真っ黒になってる)、各話タイトルロゴを載せた裏表紙含め他の印刷は白インクという、まさに【#シンカントテモシロイホン】。装丁ありきってはっきり分かんだね! なので強めのお値段なんです。何卒宜しくお願いします(`・ω・´)!

そうそう。私事なんですが、今度の文フリ大阪でイベント活動五年になるんですよ。初めて参加した文フリ大阪は第二回……翌年殆ど活動しなかったとはいえ、月日の流れは速い。どうせならもっと告知に力を入れたいと思っているものの、今回は夏の暑さも相まってこれ以上出力するパワーがないのです。

※尚、財布爆発四散装丁と五周年は無関係。増税する前にやっちまいなーという意識でやりました。

 

既刊・委託ラインナップは下記の通りです。

 

『古の英雄譚』新書/288P/¥1500

封印をとかれた【魔王】により、故郷を氷に閉ざされてしまった少女ラウ。故郷を救うべく、氷を溶かす力を持つという南の森に住まう【魔女】の元へ向かうが……。剣と魔法の王道冒険譚。戦うヒロイン、血まみれ(になってしまう)ヒロイン好きな方は是非。

Webカタログ:https://c.bunfree.net/p/osaka07/11297

 

『星と幻夜のセレナーデ』文庫/118P/¥500

星を探す少女フィスチェと喋るぬいぐるみシオンによる、旅路の短編集。『古』と同じく旅する少女が主役ですが、こちらは血のにおいがしません。『雫星』のお話を初めて読む方向け。

Webカタログ:https://c.bunfree.net/p/osaka07/9685

 

『into the sky』新書横向き/96P/¥500

青空と異世界をテーマにした五つのお話を収録。『幻夜』のフィスチェ&シオンが出てくる話もあります。HUB会に持っていくので、そちらで売り切れたらそのときはすみません。

Webカタログ:https://c.bunfree.net/p/osaka07/9852

 

『Gareriazzo Collection Ver.C』文庫/40P/¥200

願いを叶える力を持つという美術品を巡る、怪盗の現代風ファンタジー。こちらも残部僅かです。

Webカタログ:https://c.bunfree.net/p/osaka07/8675

 

【委託】『あなたの万年筆はどこから?』B6/60P/¥700

使い始めたばかりの方から、何年も使っている方まで。収集やインク沼も含め、十人十色の万年筆ライフをインタビュー形式で纏めた【万年筆本】です。万年筆で描かれたカラーイラストも収録。神奈崎も参加しております。

Webカタログ:https://c.bunfree.net/p/osaka07/15467

 

以上です。それぞれ、当日は何卒宜しくお願いします!